【あべそうた】令和3年度 第2回定例会 一般質問【調布市議会議員】
※写真は5月22日、多摩川河川敷、水防訓練の様子
こんばんは。あべそうたです。
今回は、2021年6月9日に行われた一般質問の内容を書いていきます。
質問に入る前に一点、市へ【オリンピック・パラリンピック】についての重要な要望をしました。
開催市の市として・市長として、市民に安心・安全な大会だと何をもって言えるのかの根拠と具体的な対策を示すようお願いしました。
長友市長の一番の職務は、調布市民の生命・健康を守る事だと思っていますので、東京都や国が言うからやるのではなく、積極的に取り組んでいく姿勢が大事であると考えました。
それでは質問に入ります。今回は、2つの質問をしました。
1、PPP手法の課題認識と対策
2、水害時のバス避難
についてです。
まずは、『PPP手法の課題認識と対策』について
この件は難しく分かりにくいのですが、将来の調布の財政に大きく関わる大事な事です。
できるだけ、分かりやすく説明します。
まずPPPとは何かですが、
今回の課題は、上にある民間の企業と連携する事業で市が損をしない様にすることです。
市が損をしてしまうと、市民のサービスに使うお金が減ってしまうということになってしまうので、注意が必要です。
市の土地に、民間の企業が建物を建てて、その一部を市が借りる制度があるのですが、市の基準と入札金額を見てみましょう。
上の表を読み解くと、
<表の上>入札金額:事業者から毎月140万を貰える。
<表の下>基準賃借料:市は土地を貸して、建物の一部を借りるのに毎月33万を支払う。
ことになります。
今回は市は損をしませんでしたが、設定が間違っていると損をしてしまいます。
これは、気を付けないと危ない!!!
どう思ってるのか??
質問したところ、市の答えは
設定は妥当です。
今回は、想定より利益が出ました。
との回答でした。
今回は利益が出てラッキー!ではなく、何を根拠にして金額を設定しているのか、設定を見直すべきではないのか等、引き続きこの問題はやっていきたいと思います。
分かりやすくする為に、短くしているので、詳細は、↓のリンクからご覧ください。
次に『水害時のバス避難について』です。
前回のブログで書いた事の質問です。回答も書いていきます。
①風水害時巡回バス避難訓練の結果
→雨の中バス停で待つ問題と巡回する経路の問題
②利用者の限定についての考え方
→庁内で検討
③発災時のタイムスケジュール
→避難警戒レベル3からバスを運行開始<4時間巡回できる>
④市民への平時と緊急時の周知方法
→普段は市のHPや市報。発災は調布FMや消防団のポンプ車で行う。
今年の台風シーズンまでに対策を行い活用できるように引き続き協力していきます。
今回の一般質問はこんな感じでした。
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